2015 N邸(東近江市)リノベーションの内覧
昨年の9月、解体工事から始まりました。土壁や瓦も手作業で解体し、主要な構造のみを残しました。
今年の2月大工工事が終了し、仕上げ工事へと進みました。
玄関ホールを広くし、開放感を持たせました。
一階中央にお客様用の手洗いコーナーを設けました。
キッチン横に大容量の収納を設けました。
キッチンが明るくなるように、天窓から光を取り入れます。
対面キッチンの部分は、アクセントになるように、柄物のクロスを選びました。
木の温もりと香りを感じながら暮らして頂けるように、天井、床材に出来る限り無垢材を使用しました。
八畳の仏間を中心に畳のスペースを広く確保しました。
お客様に直接仏間に上がって頂けるように、玄関スペースに奥行きを持たせ、縁側へと繋げました。
二階の踊り場を広くし、空気の流れを遮らないように、手すりの形状を工夫しました。
既存の地棟は新たに塗装をしました。二階の天井を高く摂り、住居スペースを確保しました。
外観は、地域の家並みに似合うように、オーソドックスな和風調に仕上げました。
ご家族皆さまのご厚情を頂き、七ヶ月という長い工事期間を無事終えさせて頂きました。お施主様は、常に穏やかな面持ちで私たちに接してくださいました。おじい様は、雨の日も雪の日も工事の成り行きを見守ってくださいました。奥様は、とてもお忙しい中で、休憩のものなどをご配慮頂きました。工事期間中、身に余るお気遣いを頂き、工事に携わりました者全員、深く心より、感謝申し上げます。
三世代、将来は四世代で、末永く、賑やかに、健やかに日々の暮らしを営んでいただきますことを
心よりお祈り申し上げます。ご縁を頂きましたことへ厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。そして、今後共どうぞ宜しくお願い致します。