コラム
2023.09.11
『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.7 光・音・匂い・湿度などへの配慮

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。
家で過ごす時間が増える高齢期においては、光や音などのストレスを感じることなく、快適に過ごすことのできる住環境はとても重要です。
窓の配置・大きさの変更や新設により、通風や明るさ、防音性の向上につなげます。
また、複数照明や間接照明などで落ち着いた雰囲気と必要な明るさの確保を両立します。
匂いや湿気が気になる場合には適切な場所に換気設備を設置するとよいでしょう。
2023.08.08
2023年度 住宅ローン控除について
昨年度の税制改革によって住宅ローン控除が大きく見直されましたが、2023年度に新築住宅に入居する方は昨年度と同じ控除率・控除期間となります。
2023年度住宅ローン(新築住宅購入時)控除率・控除期間
控除率・・・0.7%
控除期間・・・13年間
なお、控除対象となる借入限度額は住宅の性能によって異なります。
2023年度住宅ローン(新築住宅購入時)借入限度額
認定長期優良住宅・認定低炭素住宅を取得した認定住宅・・・5000万円
省エネ基準適合住宅・・・4000万円
一般住宅・・・3000万円
省エネ基準とは
現行の省エネ性能を満たす基準を言います。
この性能は2025年度に住宅に対し義務化される予定です。
具体的には日本住宅性能表示基準の断熱等性能等級4以上かつ、一次エネルギー消費量等級4以上の性能を言います。
2024年度以降に建築確認を取得する新築住宅は「省エネ基準」に適合しなければ住宅ローン控除を受けられないこととなりました。
このことからも、国の住宅政策の柱が住宅の省エネ推進にあるのは明確です。
省エネルギーで快適な住宅を、住宅ローン控除を上手に活用して取得するメリットに着目していただきたいと思います。
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