コラム
2024.08.27
ショールームの上手な活用方法
住宅設備や建材などを選ぶ際には、各メーカーのショールームを上手く活用したいものです。
家づくりの計画がある人も、まだ具体的には決まっていない人も、段階に応じた活用の仕方をご紹介します。
計画が具体化していない段階の場合
近年のショールームは単なる商品の展示の場としてだけでなく、暮らしそのものを提案する場としての役割も担っています。
計画が具体的に進んでいない検討段階でも、新しい暮らしへのイメージを膨らます場として利用してみてはいかがでしょうか。
トータルコーディネートされた空間でトレンドを実感し、好みのテイストを見つける楽しみもあります。
暮らしの不満を解決することができる、最新の機器に出会えることがあるかもしれません。
家づくりのプランが決まっている場合
家づくりのプランが決まっていて商品を選択する段階においては、効率よく見学するための準備が必要です。
図面やたたき台のプランがある場合には持参し、実際に現場に取り付けることが可能なのかどうか確認してもらうようにしましょう。
スケールや現場写真を用意すると、さらに詳細な確認ができます。
こだわりや希望がある場合はリストアップして見学時に伝えておくと、必要のない商品まで案内してもらう手間が省けます。
実物を見てしまうと、よりグレードの高い商品を選んでしまい、当初の予算をオーバーしてしまうということはよくあることです。
家族で事前に話し合って、優先順位を決めておくことをおすすめします。
一日で何社かのメーカーを回る場合には、2社程度にとどめておくことが無難です。
一通りの商品を見るだけでも1~2時間は掛かり、思いのほか疲れてしまうことが多いようです。
見学時に気を付けること
休館日や混雑していてゆっくりと見学できない日時もあるので、見学時には予約をしてから訪問するようにします。
自由に見学したい場合には、その旨を伝えておくとよいでしょう。
靴を脱いで肌触りを体感できるスペースがある場合もありますので、脱ぎ履きがしやすい靴を履いていかれることをおすすめします。
見学するたびに新しい発見がありワクワクさせてくれるショールーム。
リフォームや新築の予定がある人もそうでない人も、気軽に訪れてよりよい住まいづくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。