コラム

長く快適に暮らす家

2026.06.16

vol.5 気候変動に具体的な対策を

「住まいづくりとSDGs」ではSDGs(持続可能な開発目標)の中で、特に日本の住まいづくりと関連性が高い目標について取り上げています。
今回のテーマは「目標13 気候変動に具体的な対策を」です。

目標13では、世界全体で増加する温室効果ガスの排出を抑え、持続可能な地球環境を守ることを目指しています。
気候変動の現状と、その解決策の一例をご紹介します。

気候変動の現状

2024年の世界平均気温は1850~1900年の産業革命前と比べて1.55℃以上上昇し「地球沸騰化」とも言われるほど深刻な状況となっています。

気温の上昇により、大気や海洋に熱エネルギーが蓄積され、猛暑や豪雨、台風などの異常気象が発生しています。
これらは日本のみならず世界各地に甚大な被害をもたらしています。

住まいのスマート化による温室ガス削減

地球温暖化の主な原因の一つは、経済活動で排出する二酸化炭素(CO2)です。
CO2削減策として、住まいのスマート化が注目されています。

住まいのスマート化とは・・・

IoT技術で家電や住宅設備をインターネットにつなぎ、スマートフォンや音声で操作や自動制御する暮らしです。
外出先からの遠隔操作や、電源のON/OFFの自動化も可能になります。

【スマート化で変わる、これからの日常】

  • 帰宅をもっと快適に: 帰宅途中にスマホでお風呂を沸かし、エアコンをON。
  • 防犯・安心をプラス: 外出先から「鍵の閉め忘れ」を確認・施錠。 などなど…

さらに、AIを活用した機器では、使用状況を学習し、生活リズムに合わせて消費電力を抑えながら、最適なタイミングで稼働することができます。

住まいのスマート化でエネルギー使用量を自動的に最適化し、効率的なCO2削減につなげます。
環境負荷の低減だけでなく、生活の利便性向上にも役立ちます。
家づくりやリフォームの際には、スマート設備の採用を検討してみてくださいね。

人にも環境にもやさしい住まいづくりが広がるには、一人ひとりの意識が大切です。
このコラムが、持続可能な住まいづくりについて考えるきっかけとなれば幸いです。

2026.03.05

vol.4 つくる責任 つかう責任

「住まいづくりとSDGs」ではSDGs(持続可能な開発目標)の中で、特に日本の住まいづくりと関連性が高い目標について取り上げています。
今回のテーマは「目標12 つくる責任 つかう責任」です。

住宅をつくる時には、多くの資源を消費します。つくる立場とつかう立場それぞれの視点で、持続可能な資源管理を考えていく責任があります。

つくる責任

日本の住宅はこれまで、大量に生産され短期間で廃棄されてきました。
資源の枯渇を防ぎ、廃棄物を減らすためには、建てては壊す「使い捨て」からの転換が必要です。

つくる側には、少ないエネルギーで長く使い続けられる住宅を提供することで、持続可能な社会づくりにつなげる責任が求められています。

つかう責任

家を建てる際には、国産材(県産材)の利用をぜひご検討ください。

森林は「伐って、使って、植えて、育てる」というサイクルを通じて再生産が可能な資源です。
森林整備の促進は、資源の循環利用だけでなく、水源や土壌の育成や保全にもつながります。
また、地域の林業・木材産業が活性化されるメリットもあります。

森林は二酸化炭素(CO2)を吸収し、炭素として固定します。木材として建築物などに利用することで、炭素を長期的に固定しCO2排出削減にも貢献します。
木材を住まいづくりに使用することは、SDGsの実現において多角的な面で非常に有効です。

資源を無駄にせず、環境負荷の少ない建材を使って、長く住み続けることができる家をつくり、持続可能な社会づくりに貢献しましょう。

住まいの省エネルギー化を推進する補助事業「住宅省エネ2026キャンペーン」の申請が始まりました。
詳細は
補助金情報をご覧ください。

2025.11.18

vol.3 住み続けられるまちづくりを

アイコン

「住まいづくりとSDGs」ではSDGs(持続可能な開発目標)の中で、特に日本の住まいづくりと関連性が高い目標について取り上げます。
今回のテーマは「目標11 住み続けられるまちづくりを」です。

誰もが安全で快適に住み続けることができる持続可能なまちづくりのためには、長持ちする住まいを建てて環境負荷を軽減する必要があります。
住まいを長持ちさせるために私達が取り組むべきことについてまとめました。

住まいを長持ちさせるために

住まいを長持ちさせるためには、良質な住宅を作って手入れをしながら大切に使うという長期的な視点が必要です。
居住者の都合や社会情勢によって取り壊すことを避けなければいけません。

新築時だけでなく大規模リフォームを行う際にも、住まいの寿命を延ばすことを念頭に置いた設計を行います。

長持ちする住まいの具体的な要件

IMG_8750耐震

・耐震性・耐久性

自然災害が多い日本においては、特に耐震性や耐久性を備えた丈夫な構造躯体にすることが重要です。

IMG_8515点検口C

・維持管理の容易性
メンテナンスのしやすさにも配慮する必要がります。
修理の際に床や天井をできるだけ壊さなくてもよいように配管や配線を行います。
修繕のしやすさに加えて、住まいの損傷を最小限に抑えるためにも、床下や天井に点検口を設け、漏水やシロアリ被害などを発見しやすいようにします。

・可変性

住み替えや次世代に住み継ぐことも踏まえて、リフォームしやすく流通しやすい住宅にしておくことも大切な要素です。

住宅を消費の対象でなく、きちんと維持管理し、長く使い続けることのできる資産と捉え、持続可能なまちづくりへとつなげていきましょう。

こちらのコラムもご参考に▼

住まいを長持ちさせるには

・住まいを長持ちさせるための3つのポイント
・雨漏りについて
・瑕疵保険について


「暮らし方」「人生100年時代の家」

IMG_6207f瓦

2025.08.22

vol.2 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

SDGs(持続可能な開発目標)の中で、特に日本の住まいづくりと関連性が高い目標について取り上げる本コラム。
今回のテーマは「目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」です。

電気やガスなどのエネルギーを世界中の人々が安く安全に使えるようにするには、どのような住まいづくりをすればよいのでしょうか。

再生可能エネルギーを利用する

石油やガスなどの化石燃料を燃焼すると、温室ガスが排出され、大気を汚染します。

住まいづくりの際には、太陽光や地中熱、風力など、空気を汚さずにいつまでも使い続けることができる再生可能エネルギー対応の機器を選択肢の一つとしてご検討いただきたいと思います。

夏2

住まいの省エネルギー化を図る

残念なことに、日本においては天候や地理、地形などの影響で発電コストがかかり、再生可能エネルギーの利用と比べて、省エネルギー化による消費エネルギー削減の方が、より低コストで取り入れやすい方法となっています。

省エネルギー化は、主に建物の断熱性能向上と機器を動かすエネルギー消費量の削減によって実現します。

住宅省エネlogoH

住まいの省エネルギー化につながる住宅リフォームについては、国の「住宅省エネキャンペーン」事業の補助対象工事が参考になります。
公式ホームページをぜひご覧になってください!

地球にもお財布にも優しい家づくりを目指して、それぞれの住まいに合う方法で、エネルギーのクリーン化を実現させましょう。

2025.06.16

vol.1 すべての人に健康と福祉を

SDGs(持続可能な開発目標)の中で、特に日本の住まいづくりと関連性が高い目標について取り上げる本コラム。
今回のテーマは「目標3 すべての人に健康と福祉を」です。

目標3で目指すのは、誰もが健康で十分な福祉を受けることができる社会です。
住環境が原因の事故や疾病をなくし、出来る限り長く、健康で社会的にも満たされた生活を送ることができるような住まいづくりを目指していきましょう。

SDGs17の目標については「すまいづくりとSDGs ~はじめに~」をご覧ください。

目標3を達成するための住まいづくり

1 浴室や脱衣室を暖かく快適に

入浴中のヒートショックを防ぐために、浴室や脱衣室の断熱性能を高めることをおすすめします。
高断熱窓の導入や、壁や床への断熱材施工、暖房機器の設置などが有効です。
適切な室温によって循環器疾患が予防できるという報告もあります。

2 バリアフリー化で住宅内事故を防ぐ

家の中の段差をなくすことは、年齢を問わずすべての人にとって暮らしやすい仕様と言えます。
つまずきによるケガなどの住宅内事故を防ぎます。
安全に移動ができる安心感で活動量が増え、体力の低下を緩やかにする効果も期待できます。

3 常に新鮮な空気で満たされた屋内

住宅の高気密化に伴い、2023年に24時間換気システムの設置が義務化されました。
屋内の空気を絶えず入れ替えることで、二酸化炭素濃度を下げ、アレルギー原因物質が屋内にとどまるのを防ぎます。
清浄な空気環境を保つことで、頭痛や喘息などの疾患から家族を守ります。

住まいづくりと健康には密接な関係があり、なかでも温熱環境が健康に及ぼす影響は大きいと考えられます。
断熱リフォームなどが対象となり、住まいの省エネ化を促進する国の補助金事業「住宅省エネ2025キャンペーン」がスタートしています。
健康な毎日を送ることができて、地球にも優しい省エネ住宅を作るために、ぜひ活用をご検討くださいね。

2025.06.13

すまいづくりとSDGs はじめに

SDGs.について学校教育の場で知識を深めている子どもたちと違い、私たち大人の方がその内容をあまり理解していないとも言えそうです。
本コラムでは、まずはSDGs.の定義とそれぞれの目標を知ることから始めてみましょう。

世界全体で起こっている様々な問題を解決するために、私たちが取り組むべき目標がSDGs(持続可能な開発目標)です。
2015年の国連サミットで採択されました。

SDGs17の目標

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3 すべての人に健康と福祉を

4 質の高い教育をみんなに

5 ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8 働きがいも 経済成長も

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

10 人や国の不平等をなくそう

11 住み続けられるまちづくりを

12 つくる責任 つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊かさを守ろう

15 陸の豊かさも守ろう

16 平和と公正をすべての人に

17 パートナーシップで目標を達成しよう

全部で17個ある目標を一つずつ見ていくと住まいづくりと関係が深い項目がたくさんあることに気が付きます。
そこで、次の5つの目標について、住まいづくりの際にできることがないかを考えてみたいと思います。

本コラムで取り上げる5つの目標

目標3  すべての人に健康と福祉を

目標7   エネルギーをみんなに そしてクリーンに

目標11 住み続けられるまちづくりを

目標12 つくる責任 つかう責任

目標13 気候変動に具体的な対策を

目標の達成期限は2030年までとなっており残すところあと5年となりましたが、未だ課題は多く残されています。
いま一度内容を確認して、自分たちに出来ることから始めてみましょう。
次は「目標3 すべての人にに健康と福祉を」を達成するための住まいづくりについてご紹介します。

2024.09.09

自然災害から住まいを守るために

台風や地震などの自然災害が多い日本。線状降水帯による水害やひょうによる被害も耳にすることが増えてきました。
突然やってくる自然災害から住まいや家族を守るための対策についてまとめました。

災害予報が出たら

台風や大雨の接近がわかった時には、家の周りを点検するようにします。

シャッターや雨戸がない窓ガラスは飛散防止のフィルムなどで保護し、災害発生時には窓の近くに近寄らないようにしましょう。
後付けできる雨戸やシャッターもありますので導入をご検討ください。

側溝や排水桝の水はけが悪いと浸水の原因となりますので、掃除をして落ち葉やゴミを取り除いておくようにしましょう。

天候が崩れてからの作業は危険を伴いますので、必ず早めの対策をお願いします。

普段からしておくべき備え

まずは地震や台風に耐えられる強い構造が確保できているのかを確認しておきましょう。

滋賀県では、昭和56年6月以前着工の木造住宅は無料で耐震診断を受けることができます。
まずはお気軽にご相談ください。

耐震診断の結果、補強が必要な場合には補強案の作成を行います。
要件を満たせば耐震改修工事に対する補助金を受けることができます。

IMG_6207f瓦

屋根の仕上げ材や下地、軒先の劣化にも注意が必要です。
雨水の侵入や風で飛ばされることがあれば、家の内部にまで被害が及びます。

万が一被害に遭った時は

台風や水災、ひょうによる被害などは火災保険で補償されるケースがあります。

破損した箇所の写真等が必要となる場合もありますので、工事を行う前にまずは保険会社にお問い合わせされることをおすすめします。
被害が拡大しないように、修繕は出来るだけ早く行うようにしましょう。

2024.02.06

住まいを長持ちさせるには

 国土交通省の資料によると、取り壊される住宅の平均築後経過年数は、日本では平均約30年で、イギリスの約77年、アメリカの約55年と比べると短い期間であることがわかります。

環境に対する社会の関心が高まってきた近年、日本においても建物をできるだけ長く使おうという「ストック型」へと移行してきています。
住まいを長持ちさせるための3つのポイントを紹介します。

住まいを長持ちさせるための3つのポイント

①定期的な点検
新築時より10年を経過する住宅は経年劣化が起こっている可能性があります。
劣化状況をチェックするための点検を実施しましょう。

②適切なメンテナンス
点検の結果、不具合があった場合には必ず早めにメンテナンス工事を行います。
早期に発見し、補修を行うことで被害の拡大を防ぎます。

③記録の保管
新築・リノベーション時の図面や仕様書などは保管しておくようにしましょう。
点検やメンテナンスを行う際の重要な情報となります。

住まいの点検について

まずは住宅のプロによる点検を行い、メンテナンスが必要かどうかを判断します。

主要な点検箇所

外部
・外壁(壁材・サッシ廻りや目地のシーリング材)
・屋根(屋根材の劣化・破損)
・板金(雨どい・棟板金など)
・排水桝(詰まりや破損の有無)など

内部
・シロアリ点検
・蛇口・シャワーホース・給水管の不具合・水漏れ
・設備機器(温水暖房便座・給湯器・浴室乾燥機)など

雨どいや排水桝、給排水管のつまりは、汚れや落ち葉などが原因の場合もあります。こまめなお掃除で予防しましょう。

水漏れは気付かずに放置しておくと、周囲の床材や壁材などを傷めることがあります。少しでも異常を感じたら点検をご依頼ください。

メンテナンスについて

メンテナンス時期は使用材料や立地条件などによって異なりますが、おおよその目安をご紹介します。

屋根

屋根材の種類によって耐用年数は異なりますが、築10年を過ぎた辺りからメンテナンスが必要になるケースが増えます。
日頃から屋根材の変色やヒビ・剥がれなどを目視し、劣化状況をチェックしましょう。
雨どいのズレやゆがみ・剥がれがないかも確認します。

外壁

外壁のメンテナンスは10年程度が目安となります。地震などによるひび割れが起きている場合には、築年数にかかわらず補修が必要です。
メンテナンス方法としては、塗装や張り替え、カバー工法などがあります。

サッシ廻りや外壁材の目地のシーリング材も徐々に劣化するので点検・補修を行います。

メンテナンス方法や費用については点検時にご相談ください。

お引渡しから約13年、外部全体の塗装、サイディングの目地、サッシ廻りのコーキングの打ち替えを行いました。
長く住み継いでいただくための大切な工事です。

住まいの劣化を早める雨漏りについて

住宅の不具合の中で特に重大な項目が雨漏りです。

雨漏りが発生すると

①破損や亀裂から雨水が侵入し、柱や垂木などの木材が腐食し始めます。

②木材の腐食により壁内や床下などでシロアリやカビなどが発生することがあります。
シロアリにより木材が食害を受けたり、カビを餌とするダニの健康被害を受けることも。

③構造部分の木材の被害が進むことで、住宅に必要な耐震性能が満たされなくなり、大掛かりな改修が必要となる場合も出てきます。

雨漏りが発生しやすい注意すべき部位

①屋根
屋根自体の劣化だけでなく、谷樋やルーフィングの経年劣化が原因で天井裏に雨水が侵入することもあります。

②ベランダ
笠木のヒビや浮きから雨水が侵入し、梁や柱を腐らせます。

③外壁
塗膜の劣化や地震によるひび割れで防水機能が低下。雨水の侵入により、壁内部の木部を腐らせます。

④窓
外壁と窓枠との間のシーリング材の劣化により、雨水が侵入し壁内部の木部を腐らせます。

瑕疵保険について

瑕疵とは「通常あるべき品質や性能を有しないこと」をいい、住宅においては住宅が備えるべき通常の機能、または契約で定められた機能が果たせないような欠陥・不具合をいいます。

雨漏りの主な3つの要因としては

①メンテナンス不足による経年劣化

②台風などの自然災害

③瑕疵

が挙げられますが、このうち瑕疵については新築の引き渡し後10年間は、瑕疵担保責任により住宅事業者が補修することが義務となっています。

当社では新築時に住宅あんしん保証の新築住宅瑕疵保険に加入していただいています。

住宅あんしん保証が作成したリーフレット「雨漏り被害は早期発見が肝!」には、大切なお住まいを雨漏り被害から救うための情報が掲載されています。
ご覧になりたい方がおられましたら、当社まで
お問いわせください。

雨漏れ被害は早期発見が肝

2023.11.27

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.8 余った部屋の活用への配慮

子ども部屋や和室など、
生活環境が変わり
使われなくなった部屋はありませんか。

趣味の部屋や収納スペースなどに
改修して有効活用することを
おすすめします。

子ども部屋や和室など、生活環境が変わり使われなくなった部屋はありませんか。
趣味の部屋や収納スペースなどに改修して有効活用することをおすすめします。

before

after

使われていなかった屋根裏スペースを改修しました。

before

after

濡れ縁で母屋と行き来ができる小屋を増築しました。

K様邸リノベーション


2階の空きスペースを終の棲家にリノベーションした事例をご紹介します。

断熱改修/バリアフリー化/内装工事/外壁工事

工事の様子はこちらから

これからの住まいと暮らしを考えた改修をご紹介した冊子「バリアフリー改修のすすめ」をご用意しています。
ご興味のある方はお問い合わせくださいね。

2023.09.11

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.7 光・音・匂い・湿度などへの配慮

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

21 2

家で過ごす時間が増える高齢期においては、光や音などのストレスを感じることなく、快適に過ごすことのできる住環境はとても重要です。

窓の配置・大きさの変更や新設により、通風や明るさ、防音性の向上につなげます。

また、複数照明や間接照明などで落ち着いた雰囲気と必要な明るさの確保を両立します。

匂いや湿気が気になる場合には適切な場所に換気設備を設置するとよいでしょう。

これからの住まいと暮らしを考えた改修をご紹介した冊子「バリアフリー改修のすすめ」をご用意しています。
ご興味のある方はお問い合わせくださいね。

2023.06.09

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.6 設備の導入・更新への配慮 

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

便利な最新の設備機器を導入することは、安全・清潔な生活を送るための手助けとなります。
また、最新の設備は省エネルギーに配慮されており、ランニングコスト減につながることもあります。

おすすめのリフォーム

IMG_4543食乾

・火が出ないIHクッキングヒーターを導入することで、ガスコンロと比べて調理が安全に
・掃除のしやすいレンジフードの導入でお掃除楽々
・食器洗い乾燥機の設置で手間を軽減し節水にも

・浴室暖房乾燥機の導入で洗濯物を浴室内で乾燥でき、浴室を温かくしておくことで入浴時のヒートショックを回避

・外出時の利便性や防犯性の向上のため、電動シャッター・自動点灯照明・防犯カメラ・ドアホンなどを設置する

現在お使いの設備機器が10年以上経過している場合には、最新の機器に交換されることを検討してみてはいかがでしょうか。商品についてのご相談も受け付けております。

2023.03.06

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.5 主要動線上のバリアフリーへの配慮 

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

加齢により身体機能が衰えると、小さな段差や暗い場所での転倒が起こりやすくなります。
家庭内事故をなくすためには、日常生活において移動しやすく転倒しにくい環境を作る必要があります。

おすすめのリフォーム

①床材の交換
・すべりにくい素材に交換
・歩きやすく転んでも衝撃を緩和する衝撃緩和畳の導入

②手掛かりや手すりの設置
・伝って歩くことができるよう動線上に設置

④段差の解消
・部屋同士の間仕切りをなくしひと続きの部屋にする
・ドアの下枠を段差のないものに交換
・床のかさ上げによる部屋間の段差解消

⑤収納スペースの確保
・物につまずかないよう各部屋に十分なスペースを設ける

⑥コンセントの位置を移動
電化製品のコードに足をひっかけることがないようにコンセントの位置の移動や露出のない配線ルートを確保

生活上で危ないと感じた場所や一日のうちで最も長く過ごす場所から見直しましょう。
事故の予防だけでなく活動的な生活を送ることにもつながります。

2023.01.26

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.4 日常生活空間の合理化 

身体的な負担をできるだけ少なく
日常生活を送るには、
生活空間の合理化を行う必要があります。


移動のための距離が遠いと感じるようになったり
階段の上り下りに不安がある場合には、
寝室などの日常的な生活空間を
1階に移動することをおすすめします。


また、お子様の独立などで家族の人数が減り、
使われていない部屋がある場合には、
複数の部屋をつなげてひとつの大きな部屋に
することを検討してみてはいかがでしょうか。

よく利用する空間が広くなることで、
家の中でゆったりと過ごすことができます。

おすすめのリフォーム

①階段の上り下りに負担を感じる場合
・洗濯物を干す際の負担を減らすために物干し場を2階から1階に移動
・生活空間を1階(同じ階)に集約させる

②夜間のトイレが心配な場合
・トイレを寝室の隣に配置する
・トイレに近い場所に開口(出入口)を設ける

③室内でつまずくことがある場合
・床の段差をなくしひと続きの広い空間にする
・ドアの下枠を段差のないものに替える

日常でよく使う空間の障害物をなくしていつまでも安全に過ごせるようにしましょう。

2022.09.27

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』vol.3トイレ・浴室の利用のしやすさへの配慮 

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

 年齢を重ね身体の機能が衰えても自宅で安全に住み続けるためには、毎日利用するトイレやお風呂を使いやすくすることが大変重要となります。

寝室とトイレの近接化で夜間でも寝室からトイレまで行きやすい環境を整えたり、安全な浴室で快適な入浴を楽しむことで健康に変化が現れることもあります。

POINT

●出入口の段差をなくす

●出入口は引き戸がおすすめ

●浴槽のまたぎ込み高さを適切なものに

●手すりの設置

 (浴槽の出入り・トイレの立ち座りなど)

●床材や手すりにはすべりにくい素材を使用

●冬場寒くないように空調を整える

おすすめ改修

出入口の床は段差をなくすと安心です。

また適切な場所に手すりを設置するようにしましょう。
床を滑りにくい素材の物に交換する工事もおすすめです。

2022.05.30

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』vol.2 外出のしやすさへの配慮

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

外出する機会が減ると運動不足やストレスが生じ、活力の低下につながります。

年を重ねても外出がおっくうにならないための環境を作ることが大切です。

外出がしやすくなるような玄関まわりの環境を整える改修をご紹介します。

外出のしやすさに配慮したおすすめ改修

スロープの設置

玄関に緩やかなスロープを設置することで、車椅子での利用が可能になります。
歩いて出入りする際にも段差がなくて安心です。

手すりの設置

スロープを設けるスペースがない場合には手すりの取付けが有効です。
比較的短時間の工事で済むのも嬉しいポイントです。

スロープの設置や手すりの設置工事には介護保険の住宅改修費が支給される可能性があります。
詳しくは事前にご相談ください。申請手続きのお手伝いもさせていただいています。

2022.02.23

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』vol.1 温熱環境を整える

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

第1回目に取り上げるチェックポイントは「温熱環境」についてです。
家全体の温熱環境が整っていないと、ヒートショックや熱中症が原因となる住宅内事故のリスクが高まります。

また、寒いとトイレや入浴がおっくうになり生活全般の活動量が低下して、要介護状態への移行が高まるリスクがあります。

おすすめ改修

内窓の設置

 

熱は窓などの開口部を通じて出入りします。
内窓を設置し、外気の温度の影響をできるだけ受けないようにすることが有効です。


暖冷房設備の設置


脱衣室にエアコンを設置して、入浴時のヒートショックを防ぎます。
また、浴室暖房乾燥機の設置で入浴前に浴室を温めておくことができます。

部屋間の温度差を整えて、どの部屋にいても四季を通じて快適に暮らすことが、健康で安全な毎日を送ることにつながります。
家全体を改修することが難しい場合には、普段よく使うスペースだけでも温熱環境を整える改修を検討してみてください。