田邊工務店の日々*代表 田邊のブログ

2023.11.12

上棟・晴れ

 東近江市にて上棟をさせていただきました。

前日に激しく降った雨も早朝には止み、青空の広がる上棟日和になりました。
F様、誠におめでとうございます。
当日は、作業開始から終了まで温かい眼差しで工事の成り行きを見守ってくださいました。
たくさんのお心遣いに深く感謝申し上げます。

上棟から5日ほど経った現場は、サッシの取り付けも終え戸締りが出来るようになっております。



電気配線の仕込み、設備配管の進み具合と合わせながら
大工工事は、外部の防水と軒天井張り、屋根断熱の準備、1階床の捨て貼りへと進んで行きます。
各業者さんと工事の進み具合を調整しながらの木工事です。
自己主張を抑え、コミュニケーションと相互理解を大切にしながら
工事を進めてくださる大工さんにいつもいつもありがとうございます。
と、心のなかでつぶやきながら、現場をあとにします。

お施主様の思いを現場へ反映させるために思考をフルに巡らせ続ける設計担当者。
しばらくは、夢のなかでも現場のことを考える日々が続くのでしょうか。誠にお疲れ様です。

2023.10.30

谷樋の存在

経年変化により、谷樋から雨漏りがしていたお住まいの屋根の補修をさせていただきました。
銅製の谷樋が長年の雨を受け、穴があいてしまいました。
必要な部分の瓦、土、杉皮を撤去すると予想より、野地板、垂木等の劣化は軽微なものでした。

 

必要な部分の野地板と瓦座の取り換えを行って、
準備していた垂木、谷木は交換の必要なく、木工事を終えることができました。

木工事の後は、ルーフィングを敷き桟を流して、谷樋はステンレス製を施工。
瓦を戻して完了です。秋晴れに恵まれました。瓦屋さん晴れ男だったのですね。きっと。

耐震性を考慮し、屋根も軽量化されている現在は、ガルバリウム鋼板の屋根が主流になりました。
瓦屋根も土葺きから桟葺きに施工方法が変化し、以前より大きく軽量化されています。
瓦を釘で桟に固定することで、強風で瓦が飛んでしまうこともほぼなくなりました。

日本の文化。瓦屋根の魅力を再認識した工事となりました。
誠にありがとうございました。

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