田邊工務店の日々*代表 田邊のブログ
2023.12.22
冬至
明日から、少しづつ昼間の時間帯が長くなりますね。
そんなふうに思いながら、夕暮れの空を見上げると、厳しい寒さもほんの少し愛おしく感じます。
三年前の晩秋に上棟をさせていただきました東近江市N様を訪問しました。
ドアを開けると、ほんのり暖かくて心地よい体感温度でした。
温度だけではなくて、ご家族の優しい空気感をほんのり感じました。
お忙しい日々の中でも、ご家族で幸せな毎日を重ねてくださっている。
そんな印象を受け、ほっこり満たされた心持ちに。
優しい色合いの小物で飾られた廊下からリビングへ。
壁に飾られたクリスマスツリー。
微笑ましいやら可愛いやら素敵やら♡ 思わず写真を一枚パチリと。
居心地よいリビングで、出していただいた自家製の柚子茶にまたまた幸せ気分。
することに追われ、少し余裕をなくしかけていた私でした。
少し、我を振り返って落ち着ける時間をプレゼントしていただいたようでした。
ありがとうございました。
今年も残すところ,十日足らずとなりました。
良き一年だったと振り返れるように、もう少しがんばりたいと思います。
慌てず焦らずにですね。
2023.11.25
ガラスの熱割れについて
寒さが増す今日この頃です。
「気づいたら窓ガラスが割れていました。」
今月に入り、このようなご連絡をいただきました。
ガラスは、熱によって膨張する性質を持っています。
日射などでガラス面の温度が上昇します。その時、窓枠に隠れた部分のガラスは上昇が遅れます。
ガラスが膨張しようとする力に不均衡が生じて、力が加わりガラスが割れてしまうことがあります。
ガラスの強度も経年変化で少しづつ弱くなっていきます。
不均衡が大きくなったとき、ガラスの強度を上回ってしまうことがあります。
これからの季節では、夜中冷え切ったガラスに朝陽が当たってガラスの温度が急上昇するときに注意が必要です。
エアコンの温風が直接ガラス面に当たらないように気をつけたり、
不均衡を早く解消するために、ガラス面の放熱を妨げるものをガラス面に立て掛けないことも大きなポイントだそうです。
問い合わせをいただいたとき、不勉強で熱割れという現象に無知でした。
強風で、物が飛んできたのかなと思いながら様子を見に伺いました。でも、割れていたのはペアガラスの内側⁇
その後、熱割れについて知りました。
割れ方の違いは、物が当たって割れる場合は放射線状に。
熱割れの場合は、写真のようにサッシ枠の際から直角に割れ始めます。
寒い時期は、お家のなかで朝日が当たる窓、そっと気に掛けてみてくださいね。
晩秋に。
八幡堀の夕暮れ。今日も無事に終えさせていただきます。