コラム
2022.11.25
建替えvsリノベーション
古くなった住宅を新築に建替えるのかリノベーションするのかで迷われる方は多いと思います。
どちらがよいのかを判断する際の参考に、それそれのメリット・デメリットを紹介します。
リノベーションとは
既存の建物に大規模な工事を行うことで、住まいの性能を向上させたり価値を高めることを言います。
メリット
建替えのメリット
1.間取りが自由でライフスタイルに合わせた計画が可能
2.ローンや保険審査に通りやすい
3.耐震性や省エネ性能が高くなる
リノベーションのメリット
1.愛着のある建物を壊さなくてもよい
2.税金面の負担が軽減できる
3.予算に合わせて内容を選択できる
新しく建替える場合は一からのスタートで家づくりの自由度が非常に高いことが大きなメリットです。また、現行の建築基準法に沿って建てるので、ローンや保険審査に比較的通りやすく、より性能の高い家を建てることができます。
一方、リノベーションの場合、思い入れのある家を完全には壊してはしまわずに、味わいのある材料を残すことが可能です。また、建築確認申請を行わなければ基本的に固定資産税はもとのままで、その他不動産取得税や都市計画税などの税金が軽減できます。予算に合わせてリノベーションの内容を選択できるのもメリットです。
デメリット
建替えのデメリット
1.解体費用がかかり総費用が高額になる
2.各種税金が高額になる
3.工事期間が長い
リノベーションのデメリット
1.既存住宅の構造によっては間取りに自由が利かない
2. 構造補強を含めると新築より高額になるケースもある
3.基礎などの主要構造物を替えない場合強度に不安が残る
建替えのデメリットは解体費用がかかることです。また、不動産取得税や固定資産税などの税金がリノベーションと比べて高額になる場合が多くなります。一からの工事で工事期間が長くなり、仮住まいにかかる費用も考慮する必要があります。
リノベーションの場合は既存住宅の構造によって制約があり、間取りなどが自由にならないことがあります。また、現状によっては補強に手間がかかり費用が高額になるケースもあります。予算の都合で主要構造物を替えない場合には、強度や性能に不安が残ることもデメリットです。
建替えとリノベーションのどちらがよいのかは一概には言えず、悩まれる方も非常に多いです。当社では現状の建物の状態やご家族の事情などを考慮して、ご自身に合った選択をしていただくお手伝いをしています。
当社の施工事例もぜひ参考にしてみてください。↓