コラム
2023.06.09
『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.6 設備の導入・更新への配慮

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。
便利な最新の設備機器を導入することは、安全・清潔な生活を送るための手助けとなります。
また、最新の設備は省エネルギーに配慮されており、ランニングコスト減につながることもあります。
おすすめのリフォーム
①安全性・利便性・快適性のため、トイレ、キッチン、浴室などの設備機器を更新する
・火が出ないIHクッキングヒーターを導入することで、ガスコンロと比べて調理が安全に
・掃除のしやすいレンジフードの導入でお掃除楽々
・食器洗い乾燥機の設置で手間を軽減し節水にも
・浴室暖房乾燥機の導入で洗濯物を浴室内で乾燥でき、浴室を温かくしておくことで入浴時のヒートショックを回避
②外出時の利便性や防犯性の向上のため、電動シャッター・自動点灯照明・防犯カメラ・ドアホンなどを設置する
現在お使いの設備機器が10年以上経過している場合には、最新の機器に交換されることを検討してみてはいかがでしょうか。
商品についてのご相談も受け付けております。
2023.03.06
『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.5 主要動線上のバリアフリーへの配慮

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。
加齢により身体機能が衰えると、小さな段差や暗い場所での転倒が起こりやすくなります。
家庭内事故をなくすためには、日常生活において移動しやすく転倒しにくい環境を作る必要があります。
おすすめのリフォーム
①床材の交換
・よく歩く経路の床材をすべりにくい素材に交換
・歩きやすく転んでも衝撃を緩和する衝撃緩和畳の導入
②手掛かりや手すりの設置
・伝って歩くことができるよう動線上に設置
③引き戸により空間を一体化
ドアと比べて通路が広くなり開放状態でも邪魔にならない
④段差の解消
・部屋同士の間仕切りをなくしひと続きの部屋にすることで床の段差をなくす
・ドアの下枠を段差のないものに交換
・床のかさ上げによる部屋間の段差解消
⑤収納スペースの確保
・物につまずかないよう各部屋に十分なスペースを設ける
⑥コンセントの位置を移動
電化製品のコードに足をひっかけることがないようにコンセントの位置の移動や露出のない配線ルートを確保
生活上で危ないと感じた場所や一日のうちで最も長く過ごす場所から見直しましょう。
事故の予防だけでなく活動的な生活を送ることにもつながります。