コラム
2023.01.26
『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.4 日常生活空間の合理化
人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。
身体的な負担をできるだけ少なく日常生活を送るには、生活空間の合理化を行う必要があります。
移動のための距離が遠いと感じるようになったり階段の上り下りに不安がある場合には、寝室などの日常的な生活空間を1階に移動することをおすすめします。
また、お子様の独立などで家族の人数が減り、使われていない部屋がある場合には、複数の部屋をつなげてひとつの大きな部屋にすることを検討してみてはいかがでしょうか。
よく利用する空間が広くなることで、家の中でゆったりと過ごすことができます。
おすすめのリフォーム
①階段の上り下りに負担を感じる場合
・洗濯物を干す際の負担を減らすために物干し場を2階から1階に移動
・生活空間を1階(同じ階)に集約させる
②夜間のトイレが心配な場合
・トイレを寝室の隣に配置する
・トイレに近い場所に開口(出入口)を設ける
③室内でつまずくことがある場合
・床の段差をなくしひと続きの広い空間にする
・ドアの下枠を段差のないものに替える
日常でよく使う空間の障害物をなくしていつまでも安全に過ごせるようにしましょう。