コラム

水回り

2024.12.02

使いやすいキッチンの作り方

毎日の暮らしで避けては通れない家事。
住まいに工夫をすることで時間短縮を図ったり苦手な作業を省くことができます。
今回は台所仕事が楽になる使いやすいキッチンの作り方について実例写真と共にご紹介します。

使いやすいキッチンの実例

流れをスムーズにする配置の工夫

調理の流れをスムーズにするには、シンク・コンロ・冷蔵庫の三ヶ所を結んだワークトライアングルの距離が重要となります。

長すぎても短すぎても使いづらく、2~3歩で移動できる距離がよいとされています。

適切な収納スペースの確保

キッチンでは調理道具や食器、家電に食品など様々な種類のものを収納する必要があります。

使いやすい場所にすっきりと納まるように収納スペースを確保します。

隠す収納がよいのか扉を開ける手間をなくす方がよいのかなど、ご自身に合った収納スタイルを選びましょう。

05 2

作業しやすい通路幅を考える

最適な通路幅はそれぞれの家庭で異なります。

同時に使用する人数や、最もよく使用する人の体格などを考慮して決めていきます。

キッチンのレイアウトの種類や選び方のポイントについてまとめたキッチンのレイアウトについてのコラムも合わせてご参考になさってください。

2024.10.03

キッチンのレイアウトについて

キッチンでの作業には洗う・切る・加熱するなど様々な工程があります。

一連の流れをスムーズにこなすにはレイアウトが重要となります

キッチンのレイアウトの種類や選び方のポイントについてご紹介します。

キッチンレイアウトの種類

対面キッチン

リビングやダイニングが見渡せる位置に作業スペースを設置したキッチンです開放的で、リビング・ダイニングにいる人とコミュニケーションがとりやすいレイアウトです。

壁付けキッチン

キッチンを壁面に配置したレイアウトです。作業しながらのコミュニケーションは取りづらいですが、集中して調理を行うことができます。

主なレイアウト

I型キッチン

シンクとコンロが一直線に並び、1列で完結しているキッチンです。
狭いスペースでも設置することができます。
間口が広いと作業動線が大きくなるというデメリットがあります。

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンはカウンターが2列に分かれたキッチンです。
シンクとコンロが別々のカウンターにあるセパレートタイプの他に、I型キッチンの背面に配膳カウンターを設置したものがあります。
作業スペースが広く収納場所も多く取れますが、広い設置スペースが必要です。

アイランドキッチン

アイランドは英語で「島」を意味します。
全辺に壁がなく独立しています。
開放感があり、複数人での調理にも適しています。
キッチンが丸見えになりやすいというデメリットがあります。

理想的なレイアウトの見つけ方

ライフスタイルから考える

調理しながら家族とコミニケションを取りたい、作業に集中したい、来客が多く大人数で作業したいなど、どのようなライフスタイルを送りたいのかによって、理想的なレイアウトは異なります。
ライフステージによって優先順位が変化していくことも少なくはありません。

ワークトライアングルから考える

レイアウトを考える上で重要な作業動線。
シンク・コンロ・冷蔵庫の三点を結ぶワークトライアングル(三角形)の距離に配慮する必要があります。
距離が大きすぎると移動が多くなり、小さすぎるとスペースに余裕がなくなり作業しにくくなります。

それぞれのレイアウトの特徴を把握し、ご自身に合ったものを選ぶことで、キッチンはより使いやすいものになります。
キッチンでの作業がより楽しいものになりますように。

2024.08.27

ショールームの上手な活用方法

住宅設備や建材などを選ぶ際には、各メーカーのショールームを上手く活用したいものです。
家づくりの計画がある人も、まだ具体的には決まっていない人も、段階に応じた活用の仕方をご紹介します。

計画が具体化していない段階の場合

近年のショールームは単なる商品の展示の場としてだけでなく、暮らしそのものを提案する場としての役割も担っています。
計画が具体的に進んでいない検討段階でも、新しい暮らしへのイメージを膨らます場として利用してみてはいかがでしょうか。

トータルコーディネートされた空間でトレンドを実感し、好みのテイストを見つける楽しみもあります。
暮らしの不満を解決することができる、最新の機器に出会えることがあるかもしれません。

家づくりのプランが決まっている場合

家づくりのプランが決まっていて商品を選択する段階においては、効率よく見学するための準備が必要です。
図面やたたき台のプランがある場合には持参し、実際に現場に取り付けることが可能なのかどうか確認してもらうようにしましょう。
スケールや現場写真を用意すると、さらに詳細な確認ができます。
こだわりや希望がある場合はリストアップして見学時に伝えておくと、必要のない商品まで案内してもらう手間が省けます。

実物を見てしまうと、よりグレードの高い商品を選んでしまい、当初の予算をオーバーしてしまうということはよくあることです。
家族で事前に話し合って、優先順位を決めておくことをおすすめします。

一日で何社かのメーカーを回る場合には、2社程度にとどめておくことが無難です。
一通りの商品を見るだけでも1~2時間は掛かり、思いのほか疲れてしまうことが多いようです。

見学時に気を付けること

休館日や混雑していてゆっくりと見学できない日時もあるので、見学時には予約をしてから訪問するようにします。
自由に見学したい場合には、その旨を伝えておくとよいでしょう。

靴を脱いで肌触りを体感できるスペースがある場合もありますので、脱ぎ履きがしやすい靴を履いていかれることをおすすめします。

見学するたびに新しい発見がありワクワクさせてくれるショールーム。
リフォームや新築の予定がある人もそうでない人も、気軽に訪れてよりよい住まいづくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。

2024.07.26

お風呂を快適にするために

カビがすぐに生えてきてお掃除が大変、冬は寒くて長居できないなど、お風呂場に不満をお持ちの方は少なくはありません。不満を解消し、快適なお風呂を作るために着目するべきポイントについてご紹介します。

メーカーごとの特徴を把握する

様々なメーカーが特徴のある商品を用意しています。
例えば・・・

・TOTOの「ほっカラリ床」はクッション性があり滑りにくく、断熱性にも優れている

・Panasonicのお風呂は家電メーカーならではの美容に役立つ「酵素美泡湯」やエステケアシャワーなどを選べるのが人気
保温性に優れたホーロー素材が使われたタカラスタンダード製のお風呂も根強い人気    
などなど

お掃除がしやすい素材や形状も重要な要素です。
色や柄、素材などのデザインも自分好みのものを選びたいものですね。

各メーカーのショールームには、最新の機器やトレンドを捉えたデザインの商品が展示されています。
実際に触れたり質感を体感された上で、今の悩みを解消できる商品を選択されることをおすすめします。

コラム「ショールームの上手な活用方法」もぜひご参考になさってください。

①20太田木目
②DSC08094木濃い色
④DPP_5458出物干し

浴室上部開口のすすめ

断熱・気密性能に自信がある当社ならではのご提案として、浴室と脱衣室の間の上部開口をおすすめしています。
湿気を浴室内に閉じ込めることなくカビの発生を防ぎ、夏場は浴室内の暑さを軽減、冬場は室内の加湿対策にもなります。
もちろん開口することに抵抗のある方は、開口なしをお選びいただくことも可能です。

エアコンを上手に取り入れる

浴室や脱衣室の空気環境を整えるために、エアコンを取り入れることをおすすめします。
脱衣室内にエアコンを設置することで、適切な温湿度で脱衣ができ、ヒートショックの予防になります。
浴室上部を開口した場合、浴室内部にエアコンを設置するという選択肢もあります。
エアコンの
使用で湿気を軽減しカビの発生を抑える効果も期待できます。

①_MG_7900

快適なお風呂を作るためには、浴室や脱衣室の空気環境を整えることが重要です。
気密・断熱工事で室内の空気環境を整えたり、エアコンや浴室暖房乾燥機などの機器を利用されることをおすすめします。

2024.07.18

自分好みのトイレスペースを作るには

トイレは狭い空間であるため、一つ一つのアイテム選びによって雰囲気が大きく変わります。
自分好みのスペースにしたいけれどどうすればよいのかわからないという方は、まずは施工事例を参考にお気に入りのアイテムを見つける所から始めてみてはいかがでしょうか。

壁材選び

空間の印象を左右する壁材は選択肢が多く、自分好みのものを選ぶ楽しさがあります。
色や柄が豊富なクロス貼りにする場合には、個性的なデザインで冒険してみるのもよいかもしれません。

一面だけ違う柄を貼るアクセントクロスも人気です。
板やサニタリーパネルを貼ったり、部分的に異なる素材を組み合わせるという方法もあります。

②DSC08160木
③52太田
⑤IMG_5588

床材選び

床材は掃除のしやすい素材を選ぶとよいでしょう。
水拭きが可能で色柄が豊富なフロアタイルや防水仕上げのフローリングが人気です。

⑥DSC00156
⑦DSC09012中
⑧19古

設備機器・小物選び

便器本体も機能やデザインをよく吟味するようにしましょう。
メーカーによって特徴が異なるので、カタログやショールームを利用し比較検討することをおすすめします。
便座の機能や洗浄方法、掃除のしやすさなど選択肢が多いので、プロの意見も参考にしながら選ぶとよいでしょう。

コラム「ショールームの上手な活用方法」もぜひご参考になさってください。

ペーパーホルダーや収納、手洗い器、照明などの小物選びもぜひお楽しみください。

2023.06.09

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』 vol.6 設備の導入・更新への配慮 

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

便利な最新の設備機器を導入することは、安全・清潔な生活を送るための手助けとなります。
また、最新の設備は省エネルギーに配慮されており、ランニングコスト減につながることもあります。

おすすめのリフォーム

IMG_4543食乾

・火が出ないIHクッキングヒーターを導入することで、ガスコンロと比べて調理が安全に
・掃除のしやすいレンジフードの導入でお掃除楽々
・食器洗い乾燥機の設置で手間を軽減し節水にも

IMG_2153浴乾

・浴室暖房乾燥機の導入で洗濯物を浴室内で乾燥でき、浴室を温かくしておくことで入浴時のヒートショックを回避

・外出時の利便性や防犯性の向上のため、電動シャッター・自動点灯照明・防犯カメラ・ドアホンなどを設置する

現在お使いの設備機器が10年以上経過している場合には、最新の機器に交換されることを検討してみてはいかがでしょうか。商品についてのご相談も受け付けております。

2022.09.27

『これからの住まいと暮らしを考えてみませんか』vol.3トイレ・浴室の利用のしやすさへの配慮 

人生百年時代と言われる現代。
今は元気でも、年を重ねるにつれて
体力低下が起きて、住まい方にも変
化が必要となってきます。
ご家族にとって、現在の住まいが安
全で快適な環境になっているのかど
うか、将来を想定して確認してみる
ことをおすすめします。

 年齢を重ね身体の機能が衰えても自宅で安全に住み続けるためには、毎日利用するトイレやお風呂を使いやすくすることが大変重要となります。

寝室とトイレの近接化で夜間でも寝室からトイレまで行きやすい環境を整えたり、安全な浴室で快適な入浴を楽しむことで健康に変化が現れることもあります。

POINT

●出入口の段差をなくす

●出入口は引き戸がおすすめ

●浴槽のまたぎ込み高さを適切なものに

●手すりの設置

 (浴槽の出入り・トイレの立ち座りなど)

●床材や手すりにはすべりにくい素材を使用

●冬場寒くないように空調を整える

おすすめ改修

出入口の床は段差をなくすと安心です。

また適切な場所に手すりを設置するようにしましょう。
床を滑りにくい素材の物に交換する工事もおすすめです。

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